効率的に日本語を習得する方法
— 我々はたった一つの方法で日本語を習得する —
我從事日本語教學已經22年了。
わたしは日本語の教育に22年携わってきました。
其間,我常常在腦海中想,
「怎樣才能讓學生學得更快、更好,變得更會說日語呢?」
その間、常に頭の中には
「どうすれば学生を早く、上手に、
日本語を話せるようにしてあげられるだろう。」
這個疑問一直佔領著我的腦海,沒有離開過。
ずっとこの疑問が頭の中を占領し、離れることはありませんでした。
然後,我們開發了教科書,也確立了許多授課方法。
そして、教科書を開発したり、
レッスンの方法もたくさん確立して来ました。
即使如此,這個疑問仍然一直在腦海中揮之不去。
それでも、尚この疑問はずっと頭から消えませんでした。
更高效、更簡單、更快捷……
もっと効率的に、もっと簡単に、もっと早く……。
與此同時,閱讀各種書籍、聆聽講座,
そんな中、色んな本を読み、講議を聞く中で、
再從自身的經驗中,終於得出了令人信服的數個要點。
自分の経験からも納得できることに何点が辿り着きました。
今天我想和大家分享,並希望以後我們可以一起實踐。
今日はそれを皆さんにシェアし、
そしてこれから一緒に実践して行けたらと思っています。
例如,以下引用學者龍飛虎(Chris Lonsdale)發表的論文,
例えば、これは
クリス・ロンズデール氏が発表した論文からの引用ですが、
1 | 在森林的樹上,有好像(被什麽)抓過的痕跡。 森の中の木に引っ掻いたような跡がある。 | 這個時間點還沒有注意 この時点では注意を払わない |
↓ | ||
2 | 往前走一點,有很大的足跡。 その先を少し行くと大きな足跡がある。 | 應該要注意⚠️ 注意を払うべき⚠️ |
↓ | ||
3 | 再往前走一點的話,就會遇上熊。 更に少し行くと熊に出会う。 | 用全力去注意⚠️⚠️⚠️ 全力で注意を払う⚠️⚠️⚠️ |
無論是什麽資訊也好,如果與自己的生命有關的話,
就會强烈地留在記憶裏。
どんな情報でも自分の生命に関わるなら、記憶に強く残るのです。
在這個情景,伴隨著強烈的恐懼,
以「樹上痕跡=熊」的方式,腦中的突觸(Synapse)這樣聯繫。
この場合、強い恐怖と共に「木の跡=熊」という風に
脳のシナプスが繋がったのです。
放在現代生活,比方説,
如果從事醫療關係的工作的話,會記住醫療用語;
現代生活においては、例えば、
医療関係の仕事に携わるなら、医療の言葉を;
如果是服裝關係的工作,會記住衣服物料的關聯用語等等。
衣服関係なら、衣料関連の言葉を覚えるなど、
與自己的現狀(生存)有關聯的詞語,會變得容易記住。
自分の現状(生存)に関連している言葉だと、覚え易くなります。
同樣地,如果是對自己建立目標有幫助的資訊,
給予注意的話,也會留下記憶。
同様に、自分の目標作成に役立つ情報なら、
注意を払い、記憶にも残るのです。
所以,挑戰日本語能力測試,也是一個合理的方法。
なので、日本語能力試験に挑戦するというのも、
道理にかなった方法なわけです。
設定出國留學的目標也不錯。
留学を目標に掲げるというのも良いでしょう。
即是説,讓自己處身於怎樣集中(注意力)的狀態,是很重要的!
すなわち、いかに集中する状況に
身を置くかということが大切なのです!
學習單詞、文法、文章結構的時候,
請一定要想像(與人)溝通的場面。
単語、文法、構文を勉強している時、
必ずコミュニケーションの場面をイメージして下さい。
意識著對話,作成文章,出聲朗讀。
会話を意識して、文章を作成し、音読する。
又或者,在實際對話中學會單詞,
其實是最確實的方法。
或いは、実際の会話の中で単語を習得するというのが、
実は一番確実な方法です。
1)的「隨著感情一起記憶單詞」,
其實並非在書桌上,以實際對話記住,才是最好的。
1)の感情と共に単語を記憶するには、
実は机の上ではなく、実会話で覚えるのが一番です。
這是語言學者史蒂芬・克拉申(Stephen Krashen)的説話。
これは、言語学者のスティーブン・クラッシェン氏の言葉です。
對於完全不理解的外國語,即使聆聽了一輩子也好,
1毫米也不會進步。
全く理解のできない外国語を、一生聞いていても、
1ミリも上達しないのです。
請試試想像。
少し想像してみて下さい。
例如,請試試不明白意思的德語,一直聽一整天。
例えば、意味の分からないドイツ語を一日聞き続けてみて下さい。
一天後,會變得能夠聽明白嗎?
一日後、分かるようになると思いますか?
並不會。
なりません。
即使過了一天,還是不會明白。
一日経っても分からないままです。
輸入(input)自己可以理解程度的日語(學習或聆聽),
透過此,進步的速度就會提高。
自分が理解できるレベルの日本語をインプットする
(学習或いは聞く)ことにより、上達のスピードが上がるのです。
此外,最妨礙輸入的,是不安。
又、インプットを一番妨げるのは、不安です。
學者法蘭克・史密斯(Frank Smith)有言,在學習時,
如果學生們認為日語課程是暴露自己缺點的地方,
フランク・スミス氏曰く、学習時、
生徒が日本語の授業は、欠点が露呈する場所だと考えていたなら、
那輸入就會被切斷,學習變得困難。
インプットは遮断され、習得は困難になります。
當人們感到不安時,就沒有辦法意識到會話本身。
不安があると、会話そのものにも意識が向きません。
所以,老師要製作出放鬆的狀態,
讓學生培養自信,請意識著這一點。
教師は、リラックスした状態を作り、
自信を持たせることに意識を向けて下さい。
學生要設立目標,保持著學習動力,請意識著這一點。
学生は、目標をもち、
モチベーションをキープすることに意識を向けて下さい。
雖然是理所當然的事情,總之,聆聽大量日本語,
当たり前ですが、とにかく日本語をたくさん聞く、
看看電視劇和動畫,聽聽日文歌,
把手機設定改為日本語。
ドラマやアニメをみたり、日本語の歌を聞いたり、
ケータイの設定も日本語にしたりします。
一直播放著日本電視節目也很不錯呢。
日本のテレビ番組をずっと流しておくのもいいですね。
不要害怕地説出話吧。
説話是為了進行溝通的。
怖がらずに言葉にする。
言葉はコミュニケーションを取るためのものです。
即使是不完整的句子也好,只要能傳達就足夠了。
不完全なセンテンスでも伝われはいいのです。
把單詞組合的話,相當多的東西可以表達出來。
単語を組み合わせれば、結構たくさん表現できます。
例如,如果知道10個名詞,10個形容詞,10個動詞的話,
就可以寫出 1000 字的文章。
例えば、名詞10個と形容詞10個と動詞10個知っていれば、
1000の文章が作れるのです。
若是可以過上日常生活的 JLPT N4 程度,
記住1500個詞彙就足夠了。
日常生活を送れるJLPT N4レベルだと、
語彙は1500個覚えればいいんです。
這樣可以覆蓋 80% 的普通日常對話。
有N3程度3000個(詞彙)的話,可以覆蓋95%(日常對話)。
これで普通の日常会話の80%はカバーできます。
N3の3000個あれば、95%カバーできます。
按照順序,首先是生活上的必要短句,
記住「這是什麽?」「你在說什麽?」等等的説話。
順番的には、まず生活に必要なフレーズ、
「これは何ですか?」「何て言うんですか?」などの言葉を覚える。
第二步,把「我」、「這個」、「你」、「給」、「熱」等等,
簡單的單詞排列起來説話。
2つ目のステップは、「わたし」、「これ」、「あなた」、
「あげる」、「暑い」などの簡単な単語を並べて話す。
第三步,記住「但是」、「所以」等接續詞。
3つ目のステップは、「でも」、「だから」などの接続詞を覚える。
據説是這樣的。
この様に言われています。
然後,首先把這些詞語排列,再説出口!!
そして、これらの言葉をまずは並べて口に出す!!
這樣就好了 ❤︎
これでいいんです ❤︎
不是將火記為 Fire,
請用你腦海中的圖像🔥來記住它。
火は Fire と覚えるのではなく、
🔥あなたの頭の中にあるイメージで覚えて下さい。
- (老師)把你想說的話盡力理解(分享情感)
あなたの言いたいことを、
一生懸命理解しようとしてくれる(感情の共有)
- 把回饋傳達給你(信任)
そのフィードバックを伝えてくれる(信頼) - 不指摘你的過錯(安心)
間違えを指摘しない(安心) - 選擇能夠理解的詞語,和你説話(可以理解的輸入)
理解できる言葉を選んで、話してくれる(理解可能なインプット)
史蒂芬・克拉申這樣説過。
スティーブン・クラッシェンは、こう言いました。
我們有一種方法學會語言。只有一種。
我々は一つの方法で言葉を習得します。一つです。那就是,「在沒有不安的情況下,
集中進行可以理解的輸入」,只有這樣。
それは「不安のない状況で、
理解可能なインプットを集中して行ったとき」のみです。
和達知創作社的課程,常常以這樣的課程為目標,
Watashi Create のレッスンは、常にそんなレッスンを目指して、
每一天老師們都在不斷努力。
日々先生方も努力を重ねております。
一點點也好,希望你的日語學習能更輕鬆!
然後愉快地進步,每一天我都這樣希望😊
あなたの日本語学習が少しでも楽に!
そして楽しく進むことを毎日願ってます😊
和達知創作社
鈴木 妃佐子校長
筆者:鈴木妃佐子校長
翻訳:林暁旻
👉 資深日本人導師教授
👉 學習純正日語
👉 少班教學,給同學們有更多機會
👉 歡迎使用線上上堂